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歳 徳(恵方)

*歳徳吉方
一般に恵方(あき方)といわれていて、その徳は主として知能の啓発にあります。

年の十干 歳徳方 方 位
甲・己 寅30°と卯15º(東北東)
丙・辛 巳30ºと午15º(南々東)
戊・癸 中 央(方位ナシ)
庚・乙 申30ºと酉15º(西南西)
壬・丁 亥30ºと子15°(北々西)
毎年の歳徳方位(恵方)は左表/下図の通り、10年に2回やってくる戊(つちのえ)と癸(みずのと)の年の歳徳方は中央になるので恵方は無いはずですが、市販の暦などではそうなっていません。ちなみに、平成10年は戊の年でしたので中央のはずが暦では何故か南になっています。
(暦について私は専門外ですので、間違いであればご指摘下ださい)
 多くの暦では「この方位に向かって事を行えば何事も成就する」や「万事に用いて大吉」などとありますが、歳徳は単独で働かず九星を通じて作用します。従って、その年の歳徳方位(恵方)に廻座している九星が、自分の本命星に対して相生(吉方)である場合に限って大きな徳を受けることができます。しかし、廻座している九星が相剋(凶方)の場合はそれに応じた災禍を被ることがあります。当然、六大凶方にも優先するものではないので、決して「万事に用いて大吉」ではありません。

*大歳方
 その年の十二支の方位で、子の年なら子(北)の方位、卯の年なら卯(東)が大歳方になります。多くの暦は大歳方を縁組や新築、移転には大吉としていますが、これも歳徳方と同じように九星を通じて作用するので、その年に廻座している九星が自分の本命星に対して吉方である場合に限るのであって、凶方の場合はそれにも増した大きな災禍を被ることがあります。

 なお、大歳方を吉方として用いた場合は、歳徳方の知能に対して健康増進や事業の発展など、主として物質面に大きな作用をもたらすことになります。

大歳方
年の十二支
大歳方 北々東 東北東 東南東 南々東 南々西 西南西 西 西北西 北々西



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