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鬼門の井戸(1)   ”現代日本の家相学”  祥氣舎より発売中
鬼門Q&A

 某月某日、建設業のYさんから「建築ガラでも何でも良いから井戸を埋めてほしいと頼まれたのだが、あまり気が進まないので一度みて欲しい」と云う依頼がありました。磁石を振ると家の中心から見て北東に当たり、蓋を取ると数メートル下に水面が見えました。
「北東、いわゆる鬼門の井戸は家族(特に男子)の大怪我か水難(特に女子)の暗示があり、特にこの井戸は生きているので大凶です」

「隅っこではないので鬼門とは思いませんでした。実は言われる通りで、長男の怪我が治ったと 思ったら、今度は三男が単車で手の骨を折って。長男の前は次男でしたし、やっぱり埋めたほうが良いですよね?」

 埋めたほうが良いに決まっているのですが、むやみに出来ることではありません。よく知られている方法は、お祓いをして貰い、節を抜いた竹を立てて土を入れ、竹が腐って自然に埋まるまで待つというものだが、それまで相当な時間が掛かって直ぐには跡地を利用できません。 

 通常、私が使うのは砂利と山砂を交互に入れて埋めるやり方で、作業が終わればすべて完了という、作業そのものは至って簡単です。しかし、山砂なら何処でも良いという訳にはいかず、方位が重要です。一人ならともかく、この家のように家族が5人もいると、全員に影響の無い方位から材料を持って来るのは不可能に近いことです。

 そこで、井戸に水がある場合は、埋めるまで出来るだけ使用することを薦めています。今回も「Yさんにポンプをつけて貰って、庭の散水に使ってください」と言い置いて帰ってきました。それから5年は経つが、3人の息子さんは怪我もなく無事に過ごしているということです。




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