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太 極(家の中心)  その2   ”現代日本の家相学”  祥氣舎より発売中
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【5−1図】は各ブロックの中心を結んだ交点を求める方法ですが、中心位置は上図の厚紙を使った場合も同じです。これらは物理的・数学的な方法ですが、家相は物理や数学から派生したものではないうえ、「張り出し・欠け込み」を無視しているので、中心であっても家相で言う太極ではありません。

 家相では、図の左上を欠け込みとみるので、長方形に直した対角線の交点が中心、即ち太極です。この図では家の外に飛び出しているので、この家には寝室以外に太極がありません。
※ 現存している家で、詳細は次の通りです


 先代は昭和45年に独立して、多いときは50数名の従業員を抱えるまでに成長しました。
昭和56年に増築、先代は57年に心臓病で急死。長男が大学生だった為め、適当な時期までと言う約束で先代の弟が後を引き継ぎました。長男は現在この会社の専務ですが、一向に返して呉れそうにないばかりか、自分の息子に後を譲ろうと画策しているということです。
 
 建築当時(5−0図)は張り出しのある吉相形でしたが、増築したばかりに太極のない大凶相形になってしまったのです。対策を聞かれましたが、増築部分を取り除くとしても、長年居住した家ですから簡単でなうえ、築40年と云うことでもあるので移転か改築を勧めました。

 何れの方法を採用しても中心位置に大差はないので、家相を「呪い」か単なる「占い」とするならどちらでも良いでしょう。だが、家相を語るに「太極」という二文字を使う以上、そういう訳にはいきません。5図のように太極が屋外か屋内かという大きな違いがあると、極論すれば「大吉」と「大凶」ほど、鑑定結果は大きく違ったものになります。

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