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地相ってなに? その2
家相(宅地相)Q&A


地相には、「衛土」「三愚土」「楚土」「晋土」「魯土」「梁土」「四神相」があります。

● 衛土とは四面が高く中央の低い土地のことで、始めは成功するが終わりを全うできない、或いは、最初は儲けるが終わりにはそれ以上の借金を負って困苦するという凶相です。

● 三愚土は三愚の地ともいい、東方〜南方が高く西方〜北方の低い土地で、そのうえ北方に流水がある土地で、最後には流浪するといわれる凶相です。

● 楚土は南方が高く北方の低い土地で、よろず発展せず門戸滅ぶと言う凶相です。

 その他、四方下りの土地は成功しても初代限りで、二代目から早死にの傾向が強くなるといわれます。山を削って造成した宅地の頂上近くや高層マンションの最上階などは四方下がりの様相を呈するので、いくら景色がよくても避けた方が無難です。
余談ですが、以前ある宗教家に「俗人はあまり高い場所に住むものではない。何故なら自分は偉いと錯覚しやすいし、これ以上の上昇は望めない」と聞いたことがあります。

○ 晋土は南方が低く北方が高い地のことで、住むのに適した土地ですが、学者や名誉人はあまり出ないと言われています。中国地方の瀬戸内海側、四国の太平洋側がこれに当たり、ここからは総理大臣が比較的多く出ています。今までの総理大臣が名誉人か否かは存じませんが。

○ 魯土は西方が高く東方が低い地のことで、学者や賢人が多く輩出するという良い土地です。

○ 梁土とは大阪のように平坦な土地のことで、知者は少ないが平凡な円満を保つ人物が多く、比較的豊かな土地です。

○四神とは、玄武(北)・朱雀(南)・青龍(東)・白虎(西)のことで、高松塚古墳の壁画に描かれていたことで知られています。

◎ 四神相応の地とは、北に玄武(北方に丘陵)、南に朱雀(南方に汗地・田畑など湿った土地)、東に青龍(東方に流水)、西に白虎(西方に大道)が揃った土地のことを言い、古来知者を育成し富を生産する最大の良地といわれ、この思想は都の造営や築城などに用いられたと云われています。

 さて、南と東が低く北と西が高い土地、つまり晋土と魯土を兼ね備えたうえに東に流水があれば四神相の「青龍の地」という大変な良地です(平安京)。しかし、この地で生まれても必ず成功するとは限らず、刑務所のお世話になる人もいます。これは住居の家相によるもので、地相と家相の両相共に吉相の家で生まれ、そして育った人でなければ必ず大成功を収めるとは言えません。



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