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後家相   ”現代日本の家相学”  祥氣舎より発売中
(家相設計では、原則として南西と北西に強力な吉作用を持つ張り出しや別棟、蔵などを造りません)
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 妻(老女)の定位(定位置)は南西60度の範囲、対する主人の定位は北西60度の範囲です。その他、長女は南東、長男は東など、家族の定位が決まっているので、吉・凶の作用は先ず、家相上の美点・欠点がある方位を定位にしている人(例・東なら長男)に向かいます。

 南西の張り出しは鬼門筋の張り出しで述べたとうり吉作用があります。しかし、南西を定位とする妻の力が必然的に大きくなり、この家では主人は口も手も出さず、床の間に鎮座しているだけというのが一番無難で、奮起して何かを始めても成功の可能性は極めて小さいのが普通です。居ても居なくても同じならまだしも、居ないほうが良い主人になりかねないので一種の後家相といえます。
従って、南西には強力な吉作用を持つ張り出しや別棟などを作らないのが家相の原則です

【1図】 主人の定位である北西に欠け込みのある家は、最悪「主人の死」という判断もできますが、居場所がないので「留守がち」とするほうが妥当です。「亭主元気で留守が良い」なら一向にかまいませんが、定位の欠けは役割が欠ける(全とうできない=居ても居なくても同じ)ことでもあるので、南西の張り出しと同様にこれも一種の「後家相」です。
【2図】 北西が欠け込んでいて、
 北西玄関(B)の場合は、仕事、趣味、あるいは**会の役員というような名誉職のため、あるいは長期の単身赴任などで。
北玄関(A)だと、飲酒などの夜遊び、女性関係等の秘密事のために始終留守にしているか、あるいは病弱ということも考えられます。
【3図】
南西の張り出しが大きすぎるため、北西に欠け込みが生じた場合。
【4図】
北西に欠け込みはないが。南西に別棟(A)がある場合

上の3・4図が典型的な「後家相」の形で、主人の夭死(若死に)、又は蒸発などを意味します。
 しかし、「家相は住む人を選ぶ」のです。

したがって本格的な「後家相」になるか否かは、夫婦の生まれた年月で大きな開きがあります。夫が六白金星の年、或は戌・亥歳生まれ、妻が二黒土星の年、或は未・申歳生まれと、揃えば揃うほど可能性が高く、かつ強力であると云えます



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