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家相の鑑定(診断)
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(既存住宅)
家相(鬼門)Q&A] [家相(宅地相)Q&A] [家相(間取り)Q&A


図面提供:ミサワホーム
プラン図に方位などを書き加えました

作 業
居住者全員の十二支と九星(年・月)を割り出す
家の中心()を決め、東西南北を各30度、その間を各60度に分ける
張り・張り出し・欠け込み、欠けと明きがどの方位にあるか。
:東南の張り出し(黒斜線)/南西の欠け込み(赤斜線
  東南()〜南()、南西()の明き(掃き出し窓ー
玄関/勝手口/キッチン/納戸/押し入れなどの方位
便所/風呂の位置

:玄関−南西() 勝手口−北東(
  キッチン−東()〜北東(
窓と壁の状態。
井戸や池の有無、あればその方位
:池−南西() 井戸−東南(
浄化層の有無、あればその位置

およそ以上の事柄を見極めたうえ、家庭内の地位(主人、妻、長男など)と職業などを勘案して判断します。

世間一般で行われている家相鑑定は間取り中心です。
曰く、巽(東南)玄関は吉相。
曰く、鬼門の便所は大凶。
曰く、中央の階段は凶。
曰く、仏壇の上に部屋を造るのは凶。
その他に畳の枚数、神棚や仏壇、書斎、寝室、etc,etc・・・・・・・・・・

 端的な例が暦の最後の方にある家相図に「南の○○は凶」「北の××は吉」などと書いていますが何故かという理由がなく、悪いものは悪く良いものは良いという、いたって観念的なものです。これも一つの考え方ですから、巽玄関や鬼門を肯定する多くの人の賛同を得るだろうし、家相鑑定を業とするにはそのほうが営業的に有利でしょう。

 また、正中線上の便所は凶などという人もいますが、これは鬼門を北東の角というのと同じで、創始者である園田先生の「家相とは家の形なりに包容された気の作用」とする家相の理に立つと、家相は図面上の線でも点でもなく面で考えるべきであり、間取り中心主義と共に理に適いません。

 家相を占いとして捉えるのなら間取り中心に考えるのは好みの問題ですから自由ですが、住み良さと家相の両立は困難で「家相を厳密に満たすと家は建たない」という、建築関係者の言は当然です。

最近ではまるで関係のないカーテンの色などのインテリアや家具の配置まで家相の領分になっているようで、そのうちガーデニングも・・・・・。



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