気 学 Q&A
Vol.21
質問箱への書き込みを纏めました
[敬称略]
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苦情 投稿者:りや 2005年 5月 3日(火)00時34分58秒
 少し前、大塚様に、電話で鑑定していただいた者です。
わたくしが、大塚様に電話にてご鑑定していただいた内容はqa/sonota15のページでN様が、掲示板にて御質問書き込みされていました、
「車を購入しようと思うのですが、安全を考えると吉方位で買うべきなのでしょうか?
吉方位で購入する場合は、年盤と月盤の吉方位で購入すればいいのでしょうか?」
と全く同じことを、鑑定料を支払いし、電話にて鑑定していただきました。
その前に、大塚様から「具体的にどのようなことを鑑定していただきませんか」
と、メールで御返信くださいましたので、
N様がお書きになられた、ほぼ同様...ほとんどいっしょの内容を記し、大塚様にメールいたしました。レスポンスをすぐにしてくださって、その時は大変嬉しく思いました。
電話で鑑定していただく日、改めて「車購入」のことを申しました。
後に大塚様のホームページを拝見し知ったのですが、
私のホームページ に 車購入のことが書いています。ちゃんと読まなかったんですか!」語気荒気におっしゃられました。

こちらのページを読まなかった私はなんてなさけない!と自分の愚かさを改めて知りました。
N様が車のことで御質問されていらっしゃったと同様、車の購入にあたって、方位を考慮しなければいけないのかなと思いましたので、大塚様にお金を支払いし、鑑定を
依頼したのでした。私は恥ずかしながら気学のことに関しましては全く無知な人間であります。ですので、お金を払ってでも、気学にとてもご精通されてらっしゃる大塚様に、車購入のご鑑定を依頼したのです。
新車を購入する旨を申すと、「新車を購入するのに方位は関係ありません。
私のホームページをちゃんと読まなかったのですか!」
温和とは全く逆の怒り口調で大塚様はおっしゃられました。
無知故、再び同じようなことを尋ねてしまったのですが、更に大塚先生は、「あなた、ちゃんと私の話をきいてるのですきか!」と、その時は、怒鳴られました。
わたくし、ちゃんと話をうかがっていました。
言葉遣いにも気をつけて、申しました。気学のことをほとんど存じないので、お金を支払いして大塚様にご鑑定を依頼したのです。
前述したホームページの掲示板にNさまが御質問されてらしたことに関しましては、
ご親身にお答えしてくださってらっしゃいましたのに、なぜお金を支払い、不遜な態度をとらずしていた私には怒り口調で、お話しされたのでしょうか。
あまりの大塚様のお怒り口調に、とても恐く感じ、電話の最後のほうには、とても落ち込み、涙がとまりませんでした。
鑑定依頼フォームには、細かく依頼内容を記しました。
でしたら、なぜ、鑑定の御依頼を受けられたのでしょうか。
そして、「新車を購入するのに方位は関係ありません。
私のホームページをちゃんと読んでください」などとおっしゃってくださいましたら、大塚様に電話することなく、大塚様の怒号をきくこともございませんでした。
お金をお支払いされなく大塚様に掲示板などで何かをお尋ねされた方々には、とても親身にお答えされてらっしゃってらしたのに、お金を支払った私がなぜそんなに怒られないといけないのかと思い、今も心底傷付いています。
6ヶ月コースの気学のメールを受け取っていましたが、もう私は必要ございませんので、5月からはお送りくださらなくてけっこうです。永遠にごきげんよう

大塚様からの「方位なんて気にしてたら生きていけんわ。あんたいちいち気にしてるんか」と怒声で返され、私は金銭を支払いをしているのにもかかわらず、また普通に尋ねているにもかかわらず、そのような身震いしてしまったぐらい、ショックを受けました。今心療内科に通院しています。

心療内科の先生のアドバイスもございまして、大塚様にも別の掲示板にも、「二度とわたくしにもう5月の予感メールをお送りされないでくださいませ」と申しましたのに、なぜ無視され、私の元にまた、嫌な思いを思い出させるメールを送られたのですか。私の言葉が通じませんか。

もう、本当に、こちらのホームページにアクセスするのも嫌なのすが。メールをお送りされないでくださいと申したのにもかかわらず、お送りされるので、あえて書き込みいたしました
大塚考祥 2005年 5月 9日(月)11時44分58秒
 りやさんの投稿は当ページの趣旨に沿ったものではありませんが、私へのご批判ですから削除しないことにしました。
なお、私の書き込みまで6日という時間を空けたのは、この間に何かご意見があればと考えたからです。本日まで待ちましたが書き込みをいただいておりませんので、私の意見を述べさせて頂きます。
この件についてのご意見や新たなご批判がありましたら書き込んで下さい。お気遣いは無用です。

 十人十色というように相談者の性格、それに従う考え方や心境は一つとして同じではありません。だから、おだてることもあれば、慰めることもあります。また、気が弱そうに感じた場合や、方位に振り回されているような人、あるいは自信を持ってもらうためなどなど、人によって強く言うこともありますが、その場合は必ずフォローします。

 今回の場合は、それに気が付かれなかったのか、それとも理解して頂くための私の言葉が足りなかったのか、前者は誠に遺憾であり、後者は私が反省しなければ成らないことだとおもいます。

「二度とわたくしにもう5月の予感メール・・・・」について
 相談者は気学会の(方位カレンダー・水汲み)会員さんで、既に5月までの会費を頂いておりました。最終月の務めを果たしただけで全く他意あるものではないことをご承知おきください。
投稿者:信仰者の子 2005年 5月 6日(金)13時51分24秒
 私の両親が、詳しくはわかりませんが方角とか特定の日時とか言って海外まで出かけて行きます。
孫の入学式もその日は方角が悪いとかの理由で来てももらえず、周りは心配しています。旅行するのは本人の自由ですが毎年海外に出かけて多額の出費がかかる点についてこのサイトで質問するのも失礼とは思いますがアドバイスいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
大塚考祥 2005年 5月 9日(月)13時41分0秒
 吉方旅行をする人が多くなりました。何を求めてかと聞くと大概は「運気の向上」と言います。だったら、帰りの方位はと聞くと「帰りは気にしなくて良い」。
何と都合の良い答えでしょうか。動けば方位があり、方位があれば吉凶が付いて回るのは当然です。運気の向上という大きい効果があるとすれば、帰りが大凶なら大きい影響を覚悟する必要があります。吉方旅行に効果があるとしても、その最大のものは旅先の自販機に前の人が取り忘れた10円玉が残っていた程度のことですから、帰りの方位も気にする必要がないのです。

 余談ですが、私は気学教室のために月に1回(5月は14.5.6日)東京へ、それ以外に2〜3カ月に一度は地方へ旅行しますが方位を気にしたことは一度もありません。旅行方位の影響は気の付くほどのことがないからです。

 方位の吉凶は移転と初診病院の場合だけ思案すれば良いのであって、その他は無意味といっても過言ではありません。移転の場合は前以て計画するので方位の思案は可能ですが、病気の場合は急なことですから困難な場合があります。

 私の顧客に法事の場所(方位)や日取りまで相談してくる人がいました。そのような場合の私の答えはいつも同じ「どうでもよい」。「先生は商売が下手や」と言われたことがなつかしく思います。あるとき「主治医から精密検査を勧められ、病院を紹介されたが方位は?]と言う相談がありました。今度は「どこでもよい」というわけに行きません。

 凶方だと答えると「いつなら良いか」、間の悪いことに月破、月破、本命殺と4カ月大凶方が続くので「病気は待ってくれないのだから他の病院を探すか、取り合えず検査だけでも受けたら」といいました。しかし、後で聞いたことですが、4カ月先延ばししたため、もう少し早ければということになったそうです。勿論すぐに凶方の病院へ行っておけば助かったという確証はありませんが、余りにも方位に拘り過ぎたため、あったかもしれないチャンスを逃したことになりました。

 方位の吉凶を云々するのは良いことですが、時と場合、そして使い分けがより重要です。
参考ページ:使い分け
 御返事、ありがとうございました。
気学のプロの方に私の期待通りの返事頂けてほっとしています。
おそらく私の両親は貴会とは別のグループ信仰なのですが非常に説得力あり、占いの嫌いな私でも納得できました。
あとは機会をみつけて両親と話し合いしてみます。
もちろん貴会に御迷惑はかけません。
今回このサイトの趣旨とは無関係な相談に明確なアドバイス頂きありがとうございました。
月命について 投稿者:しほちん 2005年 5月 7日(土)16時30分46秒
 月命について教えてください。
@移転・家相ともに月命の考慮は必要でしょうか。
Aどうしても、どちらも吉方に出来ない場合、本命の方が優先されるのでしょうか。
B本命・月命が同じ人(一白・一白など)の人は、移転・家相等において、本命と月命が異なる人より有利なのでしょうか。素人質問ですみませんが、よろしくお願いします。
大塚考祥 2005年 5月 9日(月)13時50分50秒
1.方位はそのとおり、家相の場合の月命は原則です。つまり、不可能な場合があります。
2.最大吉方のことと思いますが、これは方位を取る際に使いますが、移転の場合は月命殺にならなければ本命のみの吉方で差し支えありません。
3.移転の場合は有利というより吉方が多くなるのでかなり得です。家相の場合も同じようですが十二支が関わるのでそうとも言えません。
 家相の場合は、十二支の方が、月命より優先されると考えてよいのでしょうか。また、勝手口と、掃き出し窓について教えてください。
@勝手口は玄関と同じ方位にあっても差し支えないでしょうか。(玄関、勝手口ともに東南など)
A家の中心を通って玄関と反対の方位に掃き出し窓があると良くないというのは本当でしょうか。(たとえば、玄関北東で掃き出し窓南西など)
BAの様に、反対の方位に掃き出し窓があるのが良くないのならば、雨戸を閉めておくことで凶意が軽減されたりするでしょうか。
1.玄関と勝手口の理想的な位置関係は対角線上ですが、敷地面積、前面道路の方位などの関係で困難な場合が多数です。また、住人の好みか家相か、どちらを優先するかもあります。
2.掃き出し窓はどこにあっても好ましくないので一概にそうと言えません。
3.掃き出し窓を「開き」と言わないで「明き」というのは、気の出入りだけでなく明暗の問題もあるからです。従って、明暗はある程度軽減されるでしょうが、気の方は解決しません。
入院 投稿者: 勝利 2005年 5月 9日(月)18時06分22秒
 2年前の6白中宮の時に交通事故に遭い、2ヶ月間、住んでる所から見て、北西に入院しました。救急車のため病院を選べませんでした。暗剣殺の影響を受けますか?
大塚考祥 2005年 5月10日(火)09時40分40秒
 方位も家相も「自分の勝手と都合で」という前提があります。病院を選べない状態なら前提から外れるのでしょう。ただ、動けるようになった時点で転院を考えるべきですから、心配すべきことかも知れませんが、あまり考え過ぎるのも良くありません。考え過ぎるのなら「水汲み」を、影響を心配するなら「方位を取る」か「吉方移転」が一番の解決策でしょう。
吉方移転・方位取り 投稿者: たろー 2005年 5月11日(水)08時33分0秒
 新居の方位が悪いので、方位取りをしようと考えています。方位取りをする場合、吉方位を2回取ることになるのですが、これは吉方位新居への1回の移転より、良いことになるのでしょうか。
もし、そうなら、新居の方角がわるいことがかえってよかったということになるのでしょうか。
大塚考祥 2005年 5月11日(水)09時59分19秒
 「方位を取る」とは、最大吉方を使うのが原則です。従って、吉方移転の場合もありますが、普通は往復することを言います。新居の方位が悪いから迂回するのですから(最終の入居を吉方にするため)、数年掛けてというなら別として、短期間で仮住居の方位まで完全な吉方を使えることは稀なことです。しかし、それが可能なら2回方位を取ったことになります。
節入り 投稿者: たろー 2005年 5月11日(水)08時35分40秒
 6月に吉方位に移転しようと計画していたのですが、6月中は難しい可能性がでてきました。6月は、7月6日までのようですが、7月3日の移転でも、大丈夫でしょうか。7月の方位の影響をうけたりしないでしょうか。
大塚考祥 2005年 5月11日(水)10時04分56秒
 節入り直後ではなく、その前ですから差し支えありませんが、理想を言えば真ん中辺りです。
奇門遁甲 投稿者: TK 2005年 5月15日(日)13時17分35秒
 いつも先生のホームページで勉強しています。その結果根本的な疑問がでてまいりました。それは気学と奇門遁甲の吉凶が違うという事です。気学では最大吉方でも奇門遁甲ではとんでもない凶方の時がありますがこんな時はどちらを選べばよいのでしょうか?
例えば今年6月14日は気学では、年・月・日が重なる大同会日で6−4の私には南西が最大吉なのですが、奇門遁甲では南西は年月ともに庚庚の凶方になっています。これでは心配で迂闊に移転も旅行もできません。先生のご意見をきかせてください。
大塚考祥 2005年 5月16日(月)17時44分0秒
 気学と奇門遁甲は縁もゆかりもありません。軍学と聞いてますから気学と考え方が違うのでしょう。なお、気学では方位に十干を使いません。
旅行については過去ログを見てください。
 先日のお返事では気学と奇門遁甲は何の縁もゆかりも無いとのことでしたが、色々しらべたところ気学の成立過程でかなり影響しあっているようです。気学の創始者の地角園田真次郎も江戸時代の松浦琴鶴の方鑑学の影響のもとに気学を体系ずけたといいます。この九星方鑑は奇門遁甲の九官を雛型にして成立したようです。少なくとも間接的な影響はあるのでは?
してみると気学と奇門遁甲の吉凶の相違は大変に気になります。
先生のご意見をおきかせください。
 私の奇門遁甲に対する知識は軍学あるいは兵法に使ったということぐらいです。また、園田先生が松浦琴鶴の方鑑学の影響を受けたということも、孫弟子でありながら存じません。方位や家相は、多分平安時代と思うのですが、別々に発生し発展したものですから、何らかの文献を参考にしたことに違いありません。それに易の哲理を取り入れて気学を完成させたのですから、それが奇門遁甲と関係あるとすれば「縁もゆかりも」ではなく、どちらかがあるのかもしれません。

 奇門遁甲が何を基準として考えられたものか知りませんが、気学は約2000年の歴史があり、東洋医学の基礎でもある陰陽五行説に基づくものですから、仮に縁かゆかりがあれば、かたや吉方でこなたが凶方ということはあり得ないはずです。

 どちらを採用するかというのは、個々の哲学ですから云々すべきことではありませんが、はっきり言えるのは両者の目的が異なるということです。
例えば気学と風水のように。
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